ボビンレースのレッスンキットも残り2点です。前回で学んだ基本ステッチをもとにアクセサリーを作ります。
no.4 サークルモチーフのイヤリング
基本ステッチのダブルステッチを使用したイヤリング。「フローレンス」という種類の古典的なレースで “Eternelle” (読みはエテルネル、フランス語で永遠の意味)と呼ばれる意匠をアレンジしたものだそうです。
基本ステッチのみで作るのは前回と同じですが、直線に編むのではなく円形に編んでいくのが特徴です。
円周の内側と外側とではピンの間隔の距離が異なるので、同じステッチでも糸の引き加減の調整が必要になりますね。
ピンを全部外すとこんな感じです。残り糸でサークルを閉じて糸始末をします。
ここまで出来ればあとは金具に接着剤でとめるだけです!
最初に苦戦したダブルステッチもだいぶ慣れてきました笑。
no.5 メッシュブレスレット
ようやく最後の作品にたどり着きました。動画の視聴期限が9月までだったことを考えると、全作品終わらせるのに結構時間がかかりました。最初は1年もあれば十分と思っていたけれど、全然そんなことはなく。本当に動画視聴の期限ありはどうにかしてほしいところです。
さて、まずは太めの糸を使ってステッチの練習です。覚えてしまえば難しくありません。
そして本番用の細い糸で編んでいきますが、細いしピンの間隔もせまいので、なかなか進んでいきません。
集中力や根気の問題で、ちょくちょく違うことをやりながら進めていたら、ボビンの順番をどこかで間違えたらしく正しい模様にならず。ボビンの手順を戻りながら直そうと思ったんですが、どうも余計な糸まで解いてしまったらしくて修復不可能に。しばらく悪戦苦闘するも結局元に戻せず、諦めてそこで糸始末をしました。
間違えたのが完成の少し手前だったのが不幸中の幸いで、レースの長さが1cm弱短いくらいで済んでいます。
かぎ針などは基本一本道なので間違えたところまで解けばやり直せますけど、ボビンレースの場合はどうするんだろう…? どこでどうボビンを動かし間違えたのかわからないんですよね。
私は利用しませんでしたが、講師の方に質問もできるようになっているのでヘルプするのもありかもしれません。
作業していて不便だなって思ったのが、あれこれ修復しようとしてるときや糸始末をしているとき、台の生地が紺色のなので黒糸がまったく見えなくて、白い紙を一枚差し込んで作業をしました。台を覆う生地はグレーの無地の方が作業しやすいかなと思います。
レース部分にパールとビーズ部分をつなげてブレスレットに仕立てます。この辺は慣れているのでとまどうことはありませんでした。
パールと黒のレースの組み合わせが良いですよねえ! パールが一粒ついたチョーカーなんか素敵だろうなと思うけど、手首ひとまわり分もないのに集中力と根気が続かない梅花には無理な話でした笑。
昔の西欧の人たちは服飾やテーブルウェアなどに繊細で複雑なレースの装飾を施していたわけですが、どれくらいの人手と手間がかかっているのか… 実際自分でやってみて、その労力を思うと気が遠くなります…
やってみたいと思っていても、どう手をつけていいかわからなかったボビンレース。小さくて可愛い作品ばかりで、根気の続かない梅花でも諦めずに完成させることができました。難易度もかかる時間もちょどよかったと思います。