Obidome (ornament worn over an obi) of ice crystal made with resin
カジュアルな帯留め
「渦」のモールドを手に入れてから作ってみたいと思っていたのが帯留め。本格的な着物に似合う高級感あふれるものではなくて、浴衣などに合うカジュアルな帯留めを作りたいと思っていました。
ビーズ細工だとぶつかったり擦れたりで崩れたり壊れたりしやすいけど、レジンなら強度があるし立体的に作りやすいこともあって帯留めに向いてるんじゃないかと。
単なる透明のレジンで固めるだけだと面白くないので、ゴールドの細かいラメ入りにしました。混ぜ込んで硬化させたあとに表面にも塗布しています。なので白い紙の上に乗せると若干色がついて見えます。
このゴールドに決まるまでラメパウダーを色々試してみたのが下の画像です。ラメパウダー楽しい…いつまでも遊んでて進まないのでほどほどにした方がいいですね笑(そして作業台の粉まみれに注意)
帯留め金具が透けて見えるので裏面を塗りつぶそうかとも考えましたが、透明感が失われてしまうのでそのまま仕上げました。
推しに捧げる
今回の帯留めのイメージは作る前から固まっていました。なぜなら付けてもらいたい人(架空)がいたからです!
実は親交のある作家さんの作品(小説)に登場する人物にささげるものが作りたかった…!イメージ作品を作ってブログに載せてもいい…?とお伺いをしたところ「いいよー」と快くOKをもらったので楽しく作りました。
淡いゴールドと綺麗な青は外せない。ちょうど今現在、日本的な番外編を連載中なので「よし!和風ドレスに帯留め装飾〜」とイメージが膨らみ、透明な凛とした感じを出したくて。出せているでしょうか。
レースやチュールも合わせたら素敵なんじゃないかとも思ったんですが、梅花がそういったものを持っていなかった…(今度仕入れとこう)
レジンの帯留めシリーズは今後も作っていきたいと思います!