Beautiful purple glass pearl necklace [SWAROVSKI]
紫色のパールネックレス
淡水パールの記事にも書いた紫色のパールネックレス。淡水パールといえど高くてちょっと買えなかった。それなら自分で作ろうと材料を買ったところで記事を終えていました。
買った模造パールはスワロフスキーのクリスタルガラス製。クリスタルにパールコーディンクをしているのでかなり重量がある。パールと一緒にシルクコードを買ったけれど、ボールチップが好きじゃないのと糸伸び問題が気になっていてなかなか手をつけられずにいました。
それが、前回のガラスビーズのクロシェネックレスでナイロンコートワイヤーを扱ったことで一気に制作へ進むことに!
使用したパーツ
- ナイロンコートワイヤー
- ワイヤープロテクター(U字金具)
- マグネットスクラブ
- カシメ玉
- 丸カン
- クリスタルパール #5810 6mm モーブ
紫色のパールは樹脂パールなど色々探しましたが、この色味が一番気に入りました。グレーパールに紫をかけたような色味。落ち着いていて光沢が美しいです。大きさはボリュームのある6mm玉。ロングネックレスにするため120粒使用しています。
ナイロンコートワイヤーに適したパーツにワイヤープロテクター(U字金具)がありました。馬蹄型にワイヤーを沿わせて通し、カシメ玉で留めるだけです。とてもシンプルで接続パーツを少なくすることができます。見た目もスッキリ。
ネックレスの開閉金具はガラスパールの重量に耐えられることと、着脱のしやすさでマグネット式にしました。中でもこのマグネットスクラブは見た目も非常にシンプルでネックレスの邪魔をしません。
ただ困ったことに、このスクラブは両サイドに丸カンが最初からついているのですが、強力なマグネットにへばりついてしまい、自立させることができない笑。
仕方がないのでマグネットから丸カンを外し、別の丸カンにU字金具とマグネットを通すという方法で解決しました。
グレイッシュな薄紫の配色
優しい色合いの紫のパールには、補色関係の中間色を合わせるとやわらかい印象になります。
紫と補色関係にある色は、オレンジ〜黄色〜緑の範囲です。鮮やかな色同士を合わせるとかなり派手な感じになり、難しい位置関係にある配色です。
けれど、それぞれの色の明度(明るさ)と彩度(鮮やかさ)を下げてあげると、とたんに調和して、しかもインパクトのある組み合わせになるのが特徴です。
今回、紫は「モーブ」=”灰色がかった薄紫” で決まっています。
補色の明度・彩度を落とした色は、ダークブラウン・カーキ・ダークグリーンです。黒や紺に合わせるとフォーマル寄りになりますが、補色の濃い色は深みのあるおだやかな配色だと思います。
今度は彩度(鮮やかさ)を下げたまま明るくしてみるとどうでしょう。代表的な色は、ベージュ・生成り。
白やグレーだとちょっとあらたまった感じがしますが、上記の色だとカジュアルさがでます。
どうしても光沢のあるパールはフォーマルになりがちなので、カジュアルに身につけるには色が大きな役割をもっているんです!もちろん合わせる服の素材や柄、イメージなども大事ですけどね。
梅花としては、明るさが同程度の組み合わせが最強だと思ってたりする。そう、たとえばこんな組み合わせ。
ライトブラウン(オーカー)、キャメル、マスタード、オリーブグリーン。さらにカジュアルで優しくて暖かい感じがすると思うのですがどうでしょう?