梅花の手仕事と蒐集したものたち

梅花-Umehaha-のハンドメイドと好きなものブログ

梅花ブログの画像 4.画像補正(画質の変化)

Image of Umehana blog 4. Image correction (change in image quality)

 

画像補正後

梅花ブログの画像 2.室内撮影」で撮影した画像を補正しました。その結果です。

背景グレーで撮影(補正後)

背景:グレー、自然光のみで撮影

背景:グレー、自然光+室内灯で撮影

背景が中間色であれば、自然光でも室内照明があってもさほど苦労せずにオリジナルに近い状態までもっていくことができます。

背景白で撮影(補正後)

背景:白、自然光のみ

背景:白、室内灯あり

暗くなった部分を明るくするのもここまでが限界です。これ以上明るくすると背景が真っ白くとんでしまいます。自然光のみの方が調整は楽にできます。

背景黒で撮影(補正後)

背景:黒、自然光のみ

背景:黒、室内灯あり

撮影時に露出オーバーでとんでしまったハイライトの部分(白い部分)は調整するデータそのものがないので補正しようがありません。白バックよりさらに難易度が上がり、やはり黒バックで撮影するのを避けるか、撮影時に調整するかですね。

背景が白と黒の場合、自然光撮影であればなんとか調整できますが、室内照明だとやっぱり厳しいです。撮影時にちゃんと設定するのがベストだと思います(笑)。

画質の低下

画像の階調

露出オーバーまたはアンダーの画像を後から調整すると、どうしても階調の幅が狭くなります。階調とは色の情報量だと思ってください。白黒写真で説明した方がわかりやすいので、わざと強調したサンプル画像で見ていきます。

白から黒への階調がある通常のモノクロ写真

階調の幅が狭いモノクロ写真

白〜グレ〜黒の色の情報が少なく、左上の地の部分や黒い部分は1色にぬりつぶされてしまっています。白から黒へなめらかなグラデーションになっていない、階調のあまりない白黒画像です。
微妙な白の違い、黒の中にあるわずかな模様などがすべてつぶれてなくなります。
また、白と黒の2色だけの場合は「2階調」と言います。

アンセル・アダムス

学生時代、写真の授業でモノクロ写真の階調をみるため、参考に示されたのは写真家のアンセル・アダムスです。興味のある方はデジタルデータではなく、ぜひプリント写真*をみてください!

緻密さ、シャープさ、質感などが全然ちがいます。影の中でも形がはっきりとわかります。岩肌、砂、雲や水煙、樹皮、人の肌。精細で色豊かで感嘆のひとことです。

画像のサイズ

3000x2000(px)の画像を、600x400(px)にサイズダウンするということは、簡単に言うと600万個のモザイク画を24万個のモザイク画にするようなもの(?)です。

モザイクのピースの大きさが同じなら、横3000個分が600個分になるのですからモザイク画自体の大きさが小さくなりますし、絵も粗くなります。ピースの量も減るので重さも軽くなりますね。これが画面上での画像縮小です。

印刷となるとまたちょっと事情が違います。写真の大きさは同じで解像度を落とします。インクジェットプリンタなどでよくみるdpiという単位のやつですね。
印刷はインクの小さな点の集まりです。点が大きいほど写真は粗くなります。

モザイク画で例えるなら、モザイク画自体の大きさは同じで、モザイクのピースの大きさが変わります。60cmx40cmの絵を240個の大きいピースで作るか、9600個の小さいピースで作るかです。大きくて少ないピースのほうが粗い絵になりますね。

大雑把すぎる説明ですが…、大体のイメージでつかんでおけばリサイズするときに悩まなくてすむと思います。

JPEG画像

もう1つ、画質の低下にはJPEG画像の圧縮率があります。
JPEGで保存するときに画質を選ぶことができますが、高品質で保存すると圧縮率が小さくデータ容量さほど小さくなりません。逆に低品質で保存するとかなりデータを小さくすることがでいますが画質を犠牲にすることになります。ただ、よほどのことがない限りここを変更することはないです。

JPEG:高品質で保存、データサイズ:84K(部分拡大)

JPEG:低品質で保存、データサイズ:16K(部分拡大)

色数や階調の少ないロゴマークや地図イラストのような画像なら、ファイル形式をJPEGではなくGIFで保存したほうがいいかもしれません。画像単体のデータサイズも大事ですが、ウェブページ全体のデータ量を抑えることも重要なんですね。

 

以上で長々と続いてきたブログ画像の話を終わりたいと思います。ここまでお付き合いくださった方々、ありがとうございました!

<*参考:アンセル・アダムスの写真集>

 

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