ちょっと気になっていたハーバリウム。フェリシモさんでセール品になっていたので購入してみました。フェリシモさんは複数デザインがあるシリーズの場合、購入システム上デザインを選ぶことができないのですが、セールのときは選ぶことができます(ただし、在庫のあるデザインからのみなので欲しいデザインがあるとはかぎらない)。
全部材料は揃っていて、ガラスの中に入れて専用オイル入れるだけ!と思っていたらそうは問屋がおろさず…
並べて飾る標本インテリア ハーバリウムキット
オイルの重さと注ぐ方向
- ガラス瓶を煮沸消毒する
- 標本を入れる
- オイルを注ぐ
- 蓋をして飾りをつける
以上で簡単に終わると思っていたのですが、オイルを注い技入れたらオイルの重みで葉っぱが沈んでいく…
オイルを入れた後に植物の配置を動かすのが難しい!ピンセットを入れて挟もうにもまず長いピンセットがなく。そして届いたとしても瓶の口の狭さがネックになっって、ピンセットの開閉がうまくできない…押さえる場所が下方になって力が伝わらない…
結局、割り箸を一本入れてちょっとずつ動かしてみる、しか方法がありませんでした。
瓶の側面にある葉をもうちょっと真ん中へ動かしたかったんですが、割り箸が側面まで届かず。少し届いただけでは引っ張ってくることかなわず…
植物を瓶に多く接しない場所をつくって、そこへオイルを壁面に沿って流せば多少は違ったんだと思いますが後の祭り。まあ、オイルを入れていなくても細い口から植物をうまく配置するのが難しいんですが。細くて長くて力のいらない(力点が下方の)ピンセットが欲しかった…
オイルに浸されて光に透ける葉脈がきれいです。自然の造形美!
Adiantum Raddiaum ‘Fritz-Luthi’ アジアンタム・ルーシー
アジアンタムは常緑シダ植物で200以上の種類があるそうです。
熱帯アメリカ原産で、和名はホウライシダ。”フリッツ・ルーシー”は園芸種とのこと。たしかに、葉をよーくみるとシダ植物であることがわかります。シダ植物特有の胞子ができる場所がちゃんと確認できます。
ガラスに閉じ込めた小さな世界 ハーバリウムチャームキット
- 花材をガラスボールに入れる
- オイルを入れる
- フタをして接着する
- 丸カンをつけて紐を通す
こちらもこれで終わり。フタをレジンで止める分ちょっと手間がかかるけど、瓶ほど植物のレイアウトに気を使わなくていいし。と思ったら。
オイルを注ぐのが激ムズでした。オイルのプラボトルの注ぎ口がガラスボールの開口とほぼ同じサイズ。せめてもう少しプラボトルの方が細ければよかったのに… オイルがガラス面を伝って流れても外側なのか内側なのかわかりにくいし(実際、外側へ何度か溢れさせました…)オイルの粘性が高いのでガラス口に表面張力みたいに滞って中へ落ちていかなかったり。
瓶の時は植物が沈んじゃったんですが、今度は浮く。小さな蕾みみたいな花材は沈まないで上へ寄ってしまいました…
どんな形状で重さはどれくらいでどう入れたらいいのか。オイルと花材の関係の経験値積まないとダメなやつ、これ。
オイルを入れた時の状態、後からの修正の出来なさ具合を考えて、
- 植物をを選ぶ
- 植物のカット(これ、一番重要だと思う)
- 植物のレイアウト
などをやる必要があるのでは。これに加えて経年劣化があると考えると、難しいな、ハーバリウム。
とりあえず、ハーバリウムはこれで終わりにしておこうと思います笑
これ以上手を広げてはいけない(戒め)。
出来上がったものはちゃんと飾ります!